グローバル体験記
マレーシアで、
ラジオ番組をつくってみました。

交換留学 マレーシア
マラ工科大学
外国語学部 英語コミュニケーション学科
国際教養コミュニケーション専攻 4年

マレーシアで、
ラジオ番組をつくってみました。

2回の留学経験で、自分の視野がさらに広がりました。

私が海外に興味を持つようになったのは、中学生の頃に見たテレビ番組がきっかけです。ゲストの人生を掘り下げながら、「海外にある第2の故郷」や「憧れの地」をテーマにトークを進める人気の番組でした。紹介される国々を見て、私もいつか海外に行ってみたいなぁと思うようになりました。そのためには、英語力の向上が絶対に必要だ!と考え、大学では語学をしっかりと勉強したいと思っていました。
文京学院大学に入学を決めたのは、少人数制の英語クラスやGCIというグローバル人材を育成する特別プログラムに魅力を感じたから。入学してからは、4年生になるまでに2回留学に行きました。

Q&A
ホンネで語る!海外体験
留学って、実際どんな感じなの?

これまでに参加した留学プログラムは?

私がはじめて留学に行ったのは2年生のときです。「新・文明の旅」と呼ばれる本学独自のプログラムで、インドネシアに行きました。現地の大学生に日本の文化、持続可能な未来に向けての取り組みをプレゼンテーションしたり、バリ島が抱えるゴミ問題の現状と課題について学びました。2回目の留学では、マレーシアに行きました。
3年生の9月から4ヶ月間、マラ工科大学で現地の学生や他国から来ている留学生に混じり、マスメディアとコミュニケーションについて学びました。

マラ工科大学は、どんな所でしたか?

日本人がほとんどいなかったので、異文化にどっぷりと浸かれる大学でした。現地での会話は英語が基本ですが、たまにマレー語を話している学生も。マレーシアは多宗教国家ということもあり、キャンパスや周辺の地域では、イスラム教、仏教、ヒンズー教などが混ざりあっているのが普通でした。留学中には、それぞれの文化や習慣にも触れことができて、異文化への理解が少し深まった気もしています。滞在していた寮には、カザフスタン、インドネシア、アフリカから来ている留学生もいて、マレーシア以外の文化や考え方にも触れることができました。

どんな授業を受けていましたか?

留学中はコミュニケーション・メディア学部に所属していました。メディアで用いられる文章の書き方や、プレゼンテーションスキル、心理学、SNSが持つ影響力を研究する授業を受けていました。特に思い出に残っている授業は、プレゼンテーションスキルの一環で取り組んだ、ラジオ番組の企画です。日本とマレーシアの比較をテーマに、クラスメイトや先生と1時間半ほど喋りました。長時間のコミュニケーションは、ハードルが高いように感じますが、クラスには、「多少の間違いは気にしないでとにかく喋ろう」という雰囲気があり、失敗を恐れずにたくさん話すことができました。留学を通して、間違いを恐れずに行動できるようになったのは私にとって大きな財産になっています。

留学を経験して、成長したなと感じる点は?

帰国してからの授業で、友達に「英語上手になったね」と言われました。自分でも英語のスキルを伸ばせたとは思っています。ただ、私が留学で一番成長できたことは、精神面だと感じています。留学中に、様々なバックボーンを持つ学生に出会い、話すことができて、いろんな生き方があって良いのだと思えるようになったのです。今は、自分のやってみたいことに挑戦して、コレだ!と思える道を見つけたいと思っています。
早速、行動にも移していて、グローバルな視点で環境問題の解決に取り組むNGOへのインターンシップを予定しています。学んできた英語が、仕事でどこまで通用するか?仕事で海外に携わるには何が必要か?どんなマインドが求められるのか?など、色々なことを吸収していきたいと思います。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。