グローバル体験記
「また会いたい」と
思える人たちに、出会いました。

長期語学留学 オーストラリア
サザンクロス大学
外国語学部 英語コミュニケーション学科
国際教養コミュニケーション専攻 3年

「また会いたい」と
思える人たちに、出会いました。

留学でスイッチが入りました。

高校生の頃は、理系のコースに所属していました。高校時代に留学生の受け入れや、ニュージーランドへの留学を経験したことで、自分の中で海外への興味が高まっていき、大学への進学をきっかけに文転をしました。文京学院大学を選んだのは、海外留学のプログラムが豊富で、チャンスがたくさんあると感じたからです。
大学で初めて留学に行ったのは、1年次の2月です。イギリスのカンタベリークライストチャーチ大学で1ヶ月間、留学しました。この留学で語学へのスイッチが入り、オーストラリアに長期で留学したいと思うようになったのです。

Q&A
ホンネで語る!海外体験
留学って、実際どんな感じなの?

留学に向けて準備はしましたか?

毎日英語に触れるようにしていました。大学の授業に加え、バイリンガルの方が登場するYouTubeを観たり、字幕なしで洋画を観たりしていました。その他にも、留学先のゴールドコーストが紹介されているVlogなどを観て、やりたいことリストをつくり、留学へのワクワクを高めていました。

サザンクロス大学では、どんな毎日を過ごしていましたか?

サザンクロス大学の授業は1コマ90分で、朝の8時に始まり、休憩や昼食をはさみつつ、15時ごろに1日が終わります。受講していた科目は、文法、ライティング、リスニング、IELTSと呼ばれる英語検定の対策です。
どの授業も、座学とグループワークで構成されていました。授業中は翻訳アプリなどの使用がNGなので、自分がわからないポイントを先生に英語で質問することに苦戦しました。知っている文法を繋ぎ合わせ、単語を入れ替えてトライしているうちに、相手に伝える力が身につきました。4ヶ月のうちに3回の定期テストがあったので、成長や課題が分かったのも良かったと思っています。

4ヶ月で英語力は伸ばせましたか?

留学の終盤に、ホストファミリーのお母さんが「よく喋るようになったね。短期間での変化に驚いたわ」と言ってくれました。4ヶ月で英語力を伸ばせたのは、サザンクロス大学の授業に加え、ホストファミリーの存在が大きく関係しています。スペイン語を母語とするスパニッシュのお家で、夫婦に加えて、祖父母、オーストラリアに英語を学びに来ている親戚の二人組が私を受け入れてくれました。お母さんは「復習にもなるから」と親戚たちと一緒に英語を勉強することを勧めてくれました。
スペイン語しか話せない親戚たちとの会話を、お父さんが通訳係としてサポートをしてくれながら、一緒に宿題をしたりしました。家族との会話が本当に多かったので、4ヶ月で英語に慣れることができました。
やさしく見守ってくれたお母さんとお父さん、一緒に勉強した親戚たち、私との会話を楽しんでくれたおじいちゃん、おばあちゃん、リビングで私を癒してくれたワンコのおかげで、語学力を伸ばせました。スペイン語も少し話せるようになりました。ホストファミリーの皆さんには、本当に感謝しています。

今後の目標は?

3年生になってから「アメリカ文学/文化とメディア」というフェアバンクス香織先生のゼミに入っています。まずはゼミの研究活動を頑張っていきたいです。今は、ヘミングウェイの短編集に取り組んでおり、書かれた当時の時代背景を理解した上で、著者が伝えたかったメッセージの紐解きに挑戦しています。登場人物の名前が、時代背景を読み解くヒントになるので、1つの文章や単語が持つ情報量の多さに驚いています。
ゼミでの活動に並行しながら、文京学院大学に来ている留学生との交流を増やしたいとも思っています。歓迎会やお花見、ハロウィンパーティー、浅草観光などイベント盛りだくさんなので、積極的に参加して、留学で身につけた英語力を伸ばしていきたいと思っています。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。