メディア・リテラシーで読み解く社会の変化
メディア・リテラシーで読み解く社会の変化

テレビやSNSなどのメディアを分析して、世の中の価値観や潮流を紐解いていく研究は「メディア・リテラシー」と呼ばれています。
例えばドラマを分析するときは、ストーリーだけに注目するのではなく、登場人物の男女比や登場人物の設定、登場回数、セリフなどにも注目していきます。そのように見ていくと、昔のドラマに比べ今のドラマは、女性の働くシーンや男性が家事をするシーンが圧倒的に増えており、ジェンダーへの意識が世の中全体で高まっていることがわかってきます。

その他の研究では、インスタグラムでフォロワー数が多い芸能人の投稿を分析し、人気や共感を得ている理由を解き明かしたりもしています。

メディアを分析することができれば、自分が情報を発信する際に、より伝わりやすい表現を考えることもできますし、読み取った情報をビジネスに生かすことや、正しい情報の取捨選択に生かすこともできます。情報が溢れる今の時代だからこそ、メディア・リテラシーは、読み書きと同じくらい大切な学びです。

研究、教えてくれる先生は

登丸あすか 准教授

メディアを分析する力と、メディアを通して表現する力の双方を研究しています。中国へ留学したとき、必死に勉強している学生たちから刺激を受けて、学生時代は真面目に勉強していました。あとは、帰り道に友だちとたこ焼きを食べたり、カラオケに寄ったりする時間が好きでした。

登丸あすか 准教授

社会に出ても、
学び続けられる人に。

メディアの研究に携わっていると、社会がすごい速度で変化していることをよく感じます。数年前に学生がまとめた論文を読み返すと、ものすごく懐かしい気持ちになります。ここまで変化が早いと、少し先の社会を想像することがすごく難しいです。

就職活動中の学生に「どの業界に進むのが、将来的に良いと思いますか?」と相談されることもあるのですが、その答えは誰にもわかりません。文京学院大学に入ってくる学生たちには、どんな変化にも対応できる人になってほしいなと思っています。そのためには、社会人になっても学び続ける姿勢が大切で、ヒューマン・データサイエンス学部では、データの見方や使い方にプラスして、勉強を続ける姿勢も授けていきます。

継続して学ぶことは大変に聞こえるかもしれませんが、自分は計画的に取り組むタイプなのか、それとも短期集中型なのかという自分のタイプを理解し、自分にあった取り組み方を身につけると、誰でもできます。ヒューマン・データサイエンス学部で、一緒に勉強し、人としても成長していきましょう。