「まずは、やってみる!」
簡単な心構えで世界は
広がっていく
チャットラウンジで英会話を練習したおかげで、現地ではスムーズに生活できました。
小さい頃から、アメリカの漫画やファッションが好きで、いつか現地にいってアメリカの空気感を体感したいと思っていました。行くからにはある程度の英語力を身につけていないとダメだと考え、大学は語学力が伸ばせそうな授業やプログラムがあるかどうかをポイントに探しました。
文京学院大学にはチャットラウンジというさまざまな国・地域のチャットパートナーと外国語の会話を楽しめるスペースがあり、ここを利用すればきっと英語力を伸ばせると思え、入学を決めました。
今回参加したデラウェア大学への留学プログラムを知ったのは1年生の春のオリエンテーションです。行こうと決めてからは、毎週チャットラウンジで英会話を練習しました。
- Q&A
ホンネで語る!海外体験
- 留学って、実際どんな感じなの?
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デラウェア大学ってどんなところ?
僕が留学していたデラウェア大学は、アメリカの大西洋岸の中部に位置するデラウェア州にある州立大学です。
キャンパスは郊外にあり、落ち着いた雰囲気の学内には20,000人以上の学生がいます。参加したクラスには、現地の学生に加え、韓国、サウジアラビア、中国からの留学生もいました。同世代から一度社会人を経験した年上の方までいて、本当に多種多様な学生が集まっているクラスでした。
授業は平日の午前中に集中しており、午後はフリーの時間です。自分は図書館に行き、復習や課題を進めたり、現地の本を読む時間にしていました。
毎週金曜日には、アクティビティが開催されています。軽食を取りながらの交流会に参加し、色々な価値観を持つ学生たちと自分の言葉で話せたのはいい経験でした。
どんな授業を受けていましたか?
履修していた科目は、ライティングとコミュニケーションの2つです。
ライティングでは、文法を中心に学びながら、論文を執筆する際に求められる専門的な書き方にも触れました。時には、与えられたテーマに対して自分の考えをまとめて、プレゼンテーションすることもありました。
コミュニケーションの授業では、会話のシチュエーションを決め、その場に相応しい言い回しや受け答えをペアで練習するといった内容でした。初めはクラスメイトたちの癖のある発音に耳が慣れず、聞き取るのに苦戦しましたが、繰り返し会話しているうちに理解できるように。耳が慣れるという感覚を初めて体感できました。
留学中に大切にしていたことは?
下手でもいいから、自分の意思を口に出して伝えることです。アメリカに来た初日はホテルに泊まりました。
その時、周りのお客さんたちがスタッフに対してしっかりと自分の要望を伝えている姿を見ました。この国では自分の意思をしっかりと伝えないといけないんだと感じたのです。
初めてクラスに参加した日、自分の英語は通じるか不安でしたが、とにかく失敗や間違いを恐れずに、話してみることを心がけました。
1ヶ月経った頃には、何にも臆することなく会話ができるようになっており、「まずは、やってみる!」という姿勢の大切さを、身をもって学びました。
次に挑戦してみたいことは?
3年生からイギリスのジェンダーについて研究するゼミに所属しています。僕は戦争と情報を切り口に研究を進めようと考えています。
研究は始まったばかりで、いまは参考文献や資料を読み、知見を広げることに取り組んでいます。夏にはフィールドワークでイギリスに行くことも決まっており、現地では博物館を巡り研究材料を収集する予定です。
そのほかには、不動産系の勉強にも取り組んでおり、将来は不動産エージェントとして、海外との取引に携わりたいと思ってもいます。