私たちのプレゼンテーション
からはじまる。
須藤 佐知子さん
富士通株式会社
富士通netCommunity
副館長・マネージャー
人を中心にした豊かな社会が、
私たちのプレゼンテーション
からはじまる。
- PROFILE
- 文京女子短期大学経営学科(現 文京学院大学経営学部) 1988年卒業
ICT※分野で日本を代表するグローバルカンパニーである富士通のショールーム「富士通netCommunity(ネットコミュニティ)」の副館長として、17人のメンバーを取りまとめながら、ICTを活用した未来の様子や先進技術をお客様にご紹介。1988年文京女子短期大学(現 文京学院大学)卒業。入社30年目。人事勤労部、宣伝部での勤務を経て、現職。
※ICT:lnformation & Communication Technology(情報通信技術)
富士通が考える未来の社会がイメージできるように、将来に向けた取組みや先進技術をプレゼンテーション。
富士通というと、パソコンやスマートフォンといった身近な製品の会社というイメージを持たれている方も多いと思いますが、実は医療、金融、通信事業など多分野に及んでおり、みなさんも知らないうちに私たちのシステムに関わっているはずです。私の役割は、将来のみなさんの生活がより便利に、豊かになるためにICTがどのように役立つのか、その可能性をショールームで体感していただくことです。しかし、技術がどんなに素晴らしいものであってもそれが伝わらなければ意味がありません。そこで私たちは分かりやすいストーリーや利用シーンを考え、映像やナレーションに落とし込んでいきます。ストーリーを考えることはとても大変で、生み出す苦しみもありますが、理解していただけると、お客様から「この技術はこんな使い方もできるのではないか」と、我々では気づかない声をいただけます。それを開発元にフィードバックしてより良い製品・サービスの実現に繋げていく、やりがいのある仕事です。
失敗も大事な経験、チャレンジすることで新たな自分に出会える。
お客様に「また来たいな」と思っていただくこともショールームの重要な要素です。私の副館長としての役目はショールーム全体としてのホスピタリティ、おもてなしのマインドをスタッフ全員と共有し、チームワークを持って対応することです。スタッフとのコミュニケーションは大切なので、日頃から積極的に声かけをして、どんなことでも相談しやすい雰囲気作りを心掛けています。入社当時は、私も壁にぶつかってばかりでした。所属していた宣伝部で広告やパンフレット制作、イベント運営などに携わり、失敗や苦労もありましたが、あのときの失敗や苦労が今に繋がっていると感じることもあります。自分で経験したこと全てが、自信につながると思います。「なんでこんなにたいへんなことが続くのか!」というときほど、結果として「あ、自分ってこんなこともできるんだ」みたいな新たな自分に出会うことができると思います。チャレンジする姿勢は、学生生活にも社会でも求められるマインドです。何事も自分を小さくまとめないで、可能性にチャレンジしてください。
※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。