グローバル体験記
勉強熱心な海外の学生と
一緒に学びたい、と決めた留学。
想像以上の意識の高さに
圧倒されました!

短期語学留学 オーストラリア 外国語学部 英語コミュニケーション学科
国際教養コミュニケーション専攻 2年

勉強熱心な海外の学生と
一緒に学びたい、と決めた留学。
想像以上の意識の高さに
圧倒されました!

日本と海外では何が違うのだろう。
海外に行ってみたい、から始まった。

大学1年生の時に4週間、オーストラリアの短期語学留学に行きました。もともと海外に興味はあったけれど、留学に対してそこまで憧れはありませんでした。ただ、大学入学直後に留学経験があって英語が話せる同級生や先生と話していると、せっかく外国語学部にいるのだから自分も語学力を高めたいと思うようになりました。海外に行った方が上達が早いと聞いたので、1年生の前期には留学の意思を固めていました。それからは英語の選択授業を増やし、英会話を学び、鍛えた語学力がどこまで現地で通じるのかを試したくもありました。

海外の学生は日本よりも卒業するのが大変で勉強熱心だと聞いていたので、日本と何が違うのかということも、知りたいという思いが強くなっていました。

現地の学生と一緒に勉強したい。
意識の高さに良い刺激を受けた留学でした。

実際に行ってみると、想像以上にオーストラリアと日本の学生とでは意識に差がありました。1限目が始まる1時間前くらいから自習室は勉強する学生でいっぱいになり、図書館の入口には行列が出来ています。どうしても入室出来ない学生は、食堂やカフェでも勉強をしていました。

海外ではアルバイトで学費をまかなう学生も多く、そうした中で凄まじい量の課題に取り組まなければいけないので、本当に時間を有効に使って勉強をしています。自分も積極的に取り組もうと思いましたが、4週間という短い留学期間で終わってしまい残念でなりませんでした。こうした学生たちと一緒に勉強したいと強く感じ、次は交換留学に行こうと決意しました。

Q&A
ホンネで語る!海外体験
留学って、実際どんな感じなの?

授業内容を教えてください!

語学プログラムとグループで課題に取り組む授業がありました。語学プログラムは非英語圏の人向けのプログラムで、日本の大学で学ぶ必修の英語科目を日本語ではなく、英語で受けるような内容でそこまで難しくはありません。クラスメイトは中国やタイ、韓国などアジア系の学生が多かったです。グループで行う授業では、各グループで1つの課題に取り組むというもので、僕たちのグループは5分程度のショートフィルムを制作しました。1チーム4人で撮影や演者と役割を決めて挑戦しました。

留学先の国は、どんな国でしたか?

オーストラリアのメルボルンに滞在しました。市の中心ですが自然が多く、知らない人でも気さくに声をかけてくれるフレンドリーな印象があります。 食事はホストファミリーが全て用意してくれたのですが、家庭料理を作ってくれたので、現地の生活に溶け込めている感じがしてうれしかったですね。驚いたのは、節水と節電に対する意識が非常に高いこと。特に水は貴重らしく、シャワーの使用時間が短かったのが、ちょっと大変でした(笑)。

留学で苦労したことはありましたか?

ホストファミリーや現地の方の会話についていけませんでした。最初はゆっくり話してくれましたが、約1ヶ月間の滞在だったので、徐々に慣れてくるとスピードが早くなってきます。不意に尋ねられたことに答えられないことが多く、何とかコミュニケーションが取れるようになりたかったので、一緒にホームステイしていた日本人の学生とはなるべく日本語を使わないで会話することを意識しました。また、本郷キャンパスにあるチャットラウンジ(外国人スタッフと英会話を楽しめるスペース)のような場所で、お昼休みに先生と話したり色々な国の方とディスカッションをしました。3週間目くらいからようやく慣れてきたのですが、理解出来るようになった頃に留学期間が終わり、悔しかったですね。

帰国後取り組んでいることや今後の目標を教えてください!

8月からアメリカのミネソタ州に9ヶ月間、交換留学に行くことが決まったので、今は英語力に磨きをかけるべく、勉強中です。キャンパス内のチャットラウンジを利用したり、GSIオフィスにまめに通い留学の情報などを素早くキャッチするようにしています。また、留学生の歓迎会など、タイミングを逃さず参加するようにしています。短期留学では語学プログラム中心で現地の学生と一緒に学ぶ機会がなかったので、今度こそ熱心な学生たちと一緒に講義を受けるのが楽しみです。革新的な企業が多いアメリカと日本の違いなど、ビジネスについて学びたいと思っています。

後輩へのメッセージをお願いします!

海外の学生は、やりたいことが明確で日本の学生とは比べ物にならないくらい勉強しています。また、学費を自分で払うなど自立している学生も多いので、非常に刺激を受けると思います。留学することで語学だけではなく、様々なことが学ぶことが出来るチャンスに巡り会えます。是非チャレンジしてください。

オーストラリアで熱心に勉強に取り組む学生たちに、本当に圧倒されました。実は、9ヶ月間の交換留学は入学当初、考えていませんでした。しかし、短期留学で学生たちが物凄い熱量で勉強しているのを見て、モチベーションが上がりました。短期留学に行ってよかったと、心から思っています。

少し後悔していることは、短期留学中、専用の語学プログラムを受けていたので、現地の学生と話す機会をあまり持てなかったことです。図書館や食堂など、自分からアプローチをして積極的に関わっていくべきだったと反省しています。

現地の学生はオン・オフの切替が上手で、忙しくても友達と遊ぶ時間を確保すると聞きました。交換留学では、課題が多いから部屋にこもりがちになってしまうようですが、誘われたら断らず旅行に行ったり遊びに行ったり、現地の人とコミュニケーションを取ることを意識しながら、生活していきたいと考えています!

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。