グローバル体験記
できない、で終わらせない。
努力し続けることで、自分の
殻は何度でも打ち破れます!

短期語学留学 アメリカ合衆国 外国語学部 英語コミュニケーション学科
国際ビジネスコミュニケーション専攻 3年

できない、で終わらせない。
努力し続けることで、自分の
殻は何度でも打ち破れます!

幼稚園の頃から始めた英会話。
自分の語学力を試したかった!

大学生になったら留学をしたい、と高校生の頃から考えていました。幼少時から英会話教室に通っていたこともあり、ネイティブの方と現地で話してみたい気持ちが強くあったからです。アメリカ人の先生と触れ合っていたこともあり、海外といえばアメリカという印象が強く、行き先に悩むことはありませんでした。自分の英語は本場で通用するのか、という期待と不安。正直なところ過信していた部分もありましたが、ネイティブの会話スピードを目の当たりにするとまったくついていけず、自信は早々に打ち砕かれました。

ショックもありましたが、もっとしっかり話したいと気持ちを新たにするきっかけにもなりました。

コミュニケーションを取りたい。だから、交換留学で 再度チャレンジします。

英語でディスカッションする授業では、僕以外の学生たちが活発に意見を交換していました。何を話しているのかも掴めず、話そうとしても言葉が出てこない。頭で文法や言い回しを考えてしまうのです。今まで使っていた英会話とのギャップに苦しみました。

しかし、レベルが違うから仕方ないと諦めるのは容易ですが、出来ないなら出来ないなりの工夫をするべきだと思いました。Web翻訳で単語を調べたり、周囲の学生に何を話しているのかを尋ねたり。僕も話したい、その一念でした。3週間の留学の中で、最終週にようやく少しずつ理解できるようになりましたが、同時に留学期間も終了。この悔しさをバネに、次は交換留学でまたアメリカに行く予定です。今度こそ、コミュニケーションがしっかり取れるように努力し続けます。

Q&A
ホンネで語る!海外体験
留学って、実際どんな感じなの?

授業内容を教えてください!

1週間のうち4日間は英語でディスカッションをする授業や映画を見てその内容について話す授業や、教員を目指す学生の授業を見学していました。残りの2〜3日は、ミネソタで日本語を勉強している現地の方たちのお手伝いでした。これがとても楽しかったです! 授業の参加者はアメリカ人がほどんどで、時々英語も話しますが、8割方日本語です。日本語のニュアンスは微妙なものも多いので、日本語を母国語としない学生たちにそれを教えるのが難しく、逆に勉強になりました。

留学先の国は、どんな国でしたか?

アメリカのミネソタ州に留学したのですが、自然豊かで、過ごしやすかったです。キャンパスはとてつもなく広く、敷地内に湖があるほど。聖堂やジムにプール、食堂にはスターバックスもあって、大学内で何でも揃う環境です。

ミネソタの方たちは優しさにあふれていました。留学中は寮生活でしたが、生活でわからない部分があって困っていると、現地の学生が「どうしたの?」と声をかけてくれたり、買い物に行くと店員さんが「How are you?」と挨拶してくれたりと、みんなフレンドリーでした。ただ一点、食事は大学の食堂を利用していたのですが、油たっぷりな料理が多く、3日で胃もたれしました(笑)

授業以外ではどんなことをして過ごしましたか?

3週間の留学のうち、週末は毎週違うことをしました。1週目は、日本語の授業に出席している学生の家でホームステイを体験しました。年齢も同じで、お互いにアニメが好きだったので、日本のアニメを一緒に観て週末を過ごしました。2週目はミネソタ最大のショッピングモール「モール・オブ・アメリカ」に行ったり、NBAの試合を観戦したり。最後の3週目は大学内で陶芸をしているところを見学に行きました。授業以外にも盛り沢山のプログラムで、通常では味わえない経験ばかりでした。

留学を通して学んだことや今後の目標を教えてください!

できない壁に直面した時でも、諦めずに頑張れば乗り越えられるということです。ディスカッションの授業を苦労しながらも努力や工夫でがんばったように、できる人にアドバイスをもらったり、やり方を聞いて「こういう方法もあるんだ」と知ることはとても大切。回り道でも、ゴールにたどり着く方法を見つけていきたいと思うようになりました。そしてその意識が、次の目標である交換留学に向けた勉強にも繋がったのではないかな、と。交換留学には、TOEFLで61点以上の基準があるのですが、それをクリアするためにあらゆるジャンルの勉強をしました。本当に難しかったですが、無事、交換留学が決まりました!

後輩へのメッセージをお願いします!

海外に興味があるが不安という学生は、ぜひこのBSISプログラムを利用してもらいたいです。引率の先生がいることで安心感もありますし、ミネソタの自然、海外というものを大学生のうちに体感してもらいたいです。自分の英語力を現地で確認して壁にぶつかる経験をしたら努力で乗り越えてほしいし、思った以上の結果が出れば自信につながると思います。いいことも悪いことも含め、日本ではできない経験をしてほしいと思います。

僕は、短期留学の経験が今の勉強の原動力になっていると思います。あの時たくさんの失敗や喜びがあったから、もっと長く留学できる交換留学を選択しました。日本で勉強しているだけでは体験出来ない経験をしてみたいです。

将来の進路はまだ決めていません。今はとにかく交換留学に向けて必死!国際ビジネスや文化など専門分野の学びはもちろん、せっかく英語をコミュニケーションツールとして学べる大学に入ったのだから、どんどんと積極的に異文化交流を深めていきたいと思います。

次回もアメリカのミネソタを留学先に選んだので、次こそリベンジしたいです。まだ時々連絡を取っている友達もいるので、再会が楽しみ。留学開始まで、英語の勉強をもっと頑張ります!

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。