この道でいいのか
入学してからも迷いはあった。
総合病院のリハビリテーションセンターで理学療法士をしています。これまでに一通りの診療科のリハビリに携わり、現在は、主に脳神経外科や脳神経内科、糖尿病内科や腎臓内科の患者さんを担当しています。仕事をするうえでいつも心掛けていることは、疾患だけでなく、まずは患者さん自身をみるということです。どのように自分の目の前にいる人をサポートしていくか、どうすればよりスムーズに回復を促すことができるか、これらを第一に考えています。
社会人になってから10年が経ちますが、この仕事への興味は尽きることがなく、新たな挑戦をして自分をもっと成長させていきたいです。数年前からは病院勤務と並行してスポーツトレーナーとしても活動中。全日本テニス選手権やテニス日本リーグをはじめ、国際大会を含めた大会のオフィシャルトレーナーをしています。夢は五輪に帯同すること。そのためにも、さらに研鑽を積んでいきたいと思っています。
文京学院大学の理学療法学科の魅力は、全国的にも有名な先生方から教えていただけること。特にスポーツや運動器系に関しては、日本でトップクラスの先生が集まっていると思います。専門知識やスキルはもちろんのこと、先生方の姿勢から、他者を思う気持ちや努力することの大切さを学び、人としても成長できたように感じています。また、私の代は理学療法学科の第1期生だったこともあり、在学中は自ら何かを始めることの楽しさや醍醐味を感じることができました。学生のやりたいことを支えてくれた文京学院大学の環境をありがたく感じています。
※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。