卒業生だより

好きなことは、
とことんやるんだ。
そう心に決めてアクションを起こした。

渡邉和也さん株式会社北海道日本ハムファイターズトレーナー

好きなことは、
とことんやるんだ。
そう心に決めてアクションを起こした。

PROFILE: 保健医療技術学部理学療法学科 2016年卒業
大学卒業後、東京都内の整形外科クリニックで理学療法士として3年ほど経験を積んだのち、北海道日本ハムファイターズのトレーナーに就任。主にケガをした選手の復帰を支えるリハビリを担当。

やりたいことをかなえるために今の自分にできることを。

高校時代は野球部に所属し、ケガに悩む選手を救いたいという思いから理学療法士を目指しました。大学在学中に第一線で活躍する先生方の治療に対する熱い想いや繊細なスキルなど、プロとしての姿勢は私の指針になっています。当時は外部の勉強会にも参加したり、現場で働く人に会いに行ったりと、野球に関することは積極的に行うことを心がけていました。3年次には先生方の協力のもと、学科の有志とともにトレーナーサークル「SPOLEC（スポレック）」を立ち上げ、学ぶ機会を自分たちで広げました。

トレーナーは、人の身体だけでなく心にも触れるようなところがある。

トレーナーの仕事は治療以外にも多岐にわたり、選手の身体の機能的な評価からリハビリの方針の決定、ゲーム復帰までのスケジュール管理なども担当します。トレーナーになって感じることは、手技だけでなく、コミュニケーション力も欠かせないということ。学生時代に学内外の活動を通じて多くの人と関わってきた経験は大いに役立っています。監督やコーチ、トレーナーなど、一人の選手にさまざまな人が関わることになるので、チームワーク力も必要です。まだまだ未熟者ですが、チームや選手のためにできることを考え続け、文京学院大学の先生方のように高い意識を持って精進していきたいです。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。

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