ゼミ紹介 人間学部・心理学科

臨床、発達、認知、社会など、幅広い心理学領域を学べます!

1年次に進学の幅広い役割を学び、2年次ではさまざまな研究手法を身につけます。
3年次からは自分の深めたい分野を深掘り、
ゼミに所属して教員と共に研究テーマを決め、実験や調査に取り組みます。

  • 山崎 幸子

    山崎 幸子

    エイジング心理学研究

    高齢期の健康や幸福感に及ぼすものを研究します。

    もっと詳しく

    エイジング心理学研究

    山崎 幸子

    山崎 幸子教授

    YAMAZAKI SACHIKO

    • ゼミ紹介

      老化と加齢の仕組み(エイジング)を学び、それをどのように活かせるか(アンチエイジング)を探求します。日常生活で役立つ方法を模索します。「老化を促すライフスタイルの検討」「幸福感の仕組み実験」「感謝を通じた幸福感の向上検証」など、チームを組んで仲間と楽しく学びます。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        歳をとることでどんな心の変化が起こるのか、高齢期の心のケアはどうあるべきかを考える高齢者心理学が専門です。人生後半の心を理解することは、前向きに生きるヒントになります。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        大切な友人が落ち込んだときに、私はどう支えたらいいのかわかりませんでした。その友人がカウンセラーのところに通りながら少しずつ元気を取り戻す姿をそばで見て、「心のケアをする人ってすごい」と思ったことがきっかけです。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        親の転勤で高1から一人暮らしになり、慣れない家事と勉強、部活で毎日くたくたに。でもこのときに親の存在の大きさ、ありがたさに気づいて、家族をより大切にしたいと思うようになりました。

  • 上村 佳世子

    上村 佳世子

    発達心理学研究

    乳幼児や児童の心と環境との関連を考察します。

    もっと詳しく

    発達心理学研究

    上村 佳世子

    上村 佳世子教授

    UEMURA KAYOKO

    • ゼミ紹介

      対象者の認識や特性、行動スタイルがどのような要因によって形成・影響されるかを、発達的観点から考えていきます。身近な環境要因と行動との関係、協働的問題解決などのテーマを掲げ、小グループで研究計画を立て、学内でデータ収集・分析をして報告会を行います。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        コミュニケーションと認識の発達を研究しています。人との関わりを通して、人が行動スタイルや知識を獲得していく過程を見つめています。

      • 面白さや役に立つことはどんなことですか?

        小さい子どもはもちろん、年齢を重ねても、人はいろいろな他者と多様なコミュニケーションをとることで、豊かな人間形成をしていくことがわかります。それによって個性も獲得していることが理解できます。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        高校生の頃は附属高校で、受験もなく自由にする中で、いろいろなことに興味がありました。キリスト教系の高校だったので、2年生のときの聖書の時間に、先生が心理学や対人支援の話をしてくれました。それが面白くて心理学に興味を持ちました。

  • 加曽利 岳美

    加曽利 岳美

    認知行動療法・
    カウンセリング研究

    カウンセリングの理論と技法を学びます。

    もっと詳しく

    認知行動療法・
    カウンセリング研究

    加曽利 岳美

    加曽利 岳美教授

    KASORI TAKEMI

    • ゼミ紹介

      カウンセリングの代表的理論や歴史などを学びます。マイクロカウンセリング理論に基づいた実際のカウンセリングを体験したり、認知行動療法の技法をロール・プレイを通して学びます。考え方のくせを見直したり、対人関係のパターンを変えたいと考えている人は、受講する意義が大きいと考えます。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        人の悩みや心の症状を理解し援助する「臨床心理学」を専門としています。カウンセリングや認知行動療法を実践し研究しています。

      • 面白さや役に立つことはどんなことですか?

        世の中には様々な価値観の人がいて、多くの考え方があるということがわかる点です。他者の人生を向上させることに貢献できます。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        人の心には一般的な性質があるのか知りたくてある先生に相談したところ、心理学を学ぶとよいのではないかと勧められたことがきっかけです。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        地方に住み、出かける所も少なかったので、勉強の合間に文学や哲学の本を読み、料理や散歩を楽しむなどして、わりと穏やかな心持ちでいたと思います。

  • 小林 剛史

    小林 剛史

    認知心理学研究

    香りなどが生体にいかに作用するかを実験します。

    もっと詳しく

    認知心理学研究

    小林 剛史

    小林 剛史教授

    KOBAYASHI TAKEFUMI

    • ゼミ紹介

      主に実験系心理学全般を幅広く扱い、質問紙研究や質的検討も柔軟に対応しています。各自が興味を持つテーマを教員やゼミ生と相談しながら決定。研究計画を立て、実験や調査を実施・発表し、議論を通じて内容を深めます。お互いのアイデアを尊重し、自由に意見交換する場を重視しています。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        心が外に現れる瞬間を、可能な限り繊細にとらえることを専門としています。

      • その専門のおもしろいところは?

        自分のことも含めて、心は本当にわかりにくいので、それをよく知ることが、自分のためにも社会のためにもなります。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        中学3年生の時に、スキーのコーチが「これからは心理学の時代だ」と言っていて、何も考えずにそれを受けとめました。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        この先どうなるのか、何もわからないまま、ただただ何かやらなければと焦っていたことを覚えています。

  • 島田 栄子

    島田 栄子

    精神保健学研究

    心の健康とストレスの関係を探ります。

    もっと詳しく

    精神保健学研究

    島田 栄子

    島田 栄子教授

    SHIMADA EIKO

    • ゼミ紹介

      心の疾患は誰でも罹りうるものです。代表的な疾患の治療や予防など自身や家族に役立つ内容を学びます。授業内で、認知行動療法のひとつであるSST(Social Skills Training)を実践し、ロールプレイや問題解決法などを行い、互いを理解し共感し提案して交流をしながら楽しんで行います。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        心の疾患や、心を健康に保つ方法などについて研究しています。誰でもかかりうる心の疾患を知ることは、自分だけでなく、大事な家族や友人の不調を早く発見して、治療に結びつけることができ、大変役に立ちます。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        心と体は表裏で密接な関係にあり、生物としてのヒト、特に脳の仕組みに興味があったからです。それに加え、何よりも、人を助けることに喜びを感じていたからです。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        生物や化学に面白さを感じていました。また、絵を描いたり、何かを作ったり、細かい作業をすることや人間観察も好きでした。

  • 永久 ひさ子

    永久 ひさ子

    家族・キャリアの
    心理学研究

    人格発達と家族形成をテーマに研究します。

    もっと詳しく

    家族・キャリアの
    心理学研究

    永久 ひさ子

    永久 ひさ子教授

    NAGAHISA HISAKO

    • ゼミ紹介

      大学生の自己の発達は、キャリア発達や将来の結婚や家族観と関連しています。演習では自己理解やキャリア形成についても考えていきます。また、将来の結婚・家族形成に関連する恋愛についても取り上げます。希望により、AIを使った活動や、AIを使ったアプリ制作も予定しています。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        結婚や子どもを持たない生き方を選ぶ人が増えています。私たちにとって、家族を持つことの意味って何でしょうか?それが研究テーマです。将来、家族を持つことが楽しみに思える仕組みづくりができればいいなと思っています。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        小学6年生のときに星占いにハマりました。占いの本を読みふける中で、人はなぜ、経済的に豊かになる人となれない人、いい友人関係に恵まれる人とそうでない人に、分かれるのだろうかと考えるようになり、心理学への関心が生まれたのだと思います。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        学校に小さな反発をしたり、何のために生きているのかわからなかったり、部活に燃えているクラスメートを羨ましく思う高校生でした。今の年まで続く個性豊かな仲良し6人グループができたので、人間関係的には恵まれていました。ただ、青春ドラマのようなことは全く何もなくて、残念なような。

  • 文野 洋

    文野 洋

    社会・文化心理学研究

    他者との関わりから得る体験の影響を考察します。

    もっと詳しく

    社会・文化心理学研究

    文野 洋

    文野 洋教授

    FUMINO YOH

    • ゼミ紹介

      さまざまな生活の場(フィールド)を、文化の視点から理解するための理論や方法を学びます。科学的コミュニケーションのフィールド理解のために、社会心理学や文化心理学に関連したグループワーク(ゲーム)に取り組み、ゲーム進行の改善点を検討する機会も設けます。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        文化によって私たちの考え方や行動(こころ)が違っていると感じられるのはなぜか?それは「性格」の違いとはいえないのだろうか?そもそも「性格」とはどのようなものか?こころと文化との関係は?などといったことを考えています。

      • 面白さや役に立つことはどんなことですか?

        人のこころの違いについての理解が深まると、日常生活のちょっとしたすれ違いから生まれるトラブルを少し違った形でとらえることができるようになり、日々がもっと過ごしやすくなります。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        高校生の頃は、あまり先のことを考えず、毎日を能天気に過ごしていたように思います。人間関係や人のこころを考える学問なら自分は向いている方ではないかと勝手に考えていました。

  • 村井 潤一郎

    村井 潤一郎

    社会心理学研究

    対人関係、人の行動・ものの見方などを考察します。

    もっと詳しく

    社会心理学研究

    村井 潤一郎

    村井 潤一郎教授

    MURAI JUNICHIRO

    • ゼミ紹介

      社会心理学の守備範囲は広く、対人コミュニケーション以外にも多様な日常的トピックがあります。受講者の日常的関心を披露することをきっかけに、それをどのように研究したらよいか、どのような結果が得られるか、など議論します。あわせて社会心理学の教科書の輪読により基礎的知識を再確認します。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        対人関係における「嘘」が専門です。毎日の生活の中で嘘をつくこと、嘘をつかれることに興味を持っています。人の本当の姿は、嘘を通して見えてくると思います。嘘についての知見を深めることで、対人関係が円滑になったり、自己理解が深まるという効用があると感じています。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        心には、もともと興味を持っていて、大学1年生のときに受講した心理学の入門講義をきっかけに、心理学を専攻しようと決めました。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        勉強と部活をするという普通の高校生でした。趣味は音楽鑑賞で、当時聞いていた音楽は今でも聞いています。

  • 横山 剛

    横山 剛

    芸術療法・
    深層心理学研究

    夢分析や箱庭療法などの心理療法を考察します。

    もっと詳しく

    芸術療法・
    深層心理学研究

    横山 剛

    横山 剛教授

    YOKOYAMA TSUYOSHI

    • ゼミ紹介

      臨床心理学の図書を読み知識を身につけ、絵本、児童文学、昔話、映画の深層心理学的モチーフを皆で探ります。また、アートセラピーについて学び、数種類の技法を体験し、皆で語り合います。そうして、自他の心を理解していくセンスを身につけていきます。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        心の危機状態にある人への心理療法が専門です(臨床心理士・公認心理師)

      • 面白さや役に立つことはどんなことですか?

        来談したクライエント(危機状態にある人)の心の危機状態を少しずつ脱していくのに同行し、少しでも援助者として役に立てることです。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        小さい頃から教育や治すことに関心があったと思います。心の理解を進めることでその役に立てることがわかり、心理学を学ぶことにしました。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        高校時代には卓球などのスポーツに励んでいたので、対戦相手がどのような心持ちで次に出てくるかを読んで攻撃や守備を考えることを楽しんでいました。

  • 長野 祐一郎

    長野 祐一郎

    生理心理学研究

    社会に影響を与える生理心理学を学びます。

    もっと詳しく

    生理心理学研究

    長野 祐一郎

    長野 祐一郎准教授

    NAGANO YUICHIRO

    • ゼミ紹介

      「社会に影響を与える生理心理学」をテーマに近年のトピックを学び、心身相関現象の社会応用可能性について考えます。他大学・研究機関・企業との連携など、地域・社会との交流機会を積極的に設けることで、理論だけでなく実践を通して心理学を社会に役立てる方法を学びます。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        心拍や発汗など、体の反応から心がどんな状態なのかを推測しています。心と体の関係性を理解することで、日常をより良く生きる方法を考えています。

      • 面白さや役に立つことはどんなことですか?

        言葉で調べるよりも、少し深い場所にある心の現象をとらえられることが面白いです。体に現れるストレスを数値化することは、健康的な生活の維持に役立っています。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        子どもの頃から動物と触れ合うのが好きで、高校生の頃に、動物行動学の本を読み、科学的に心を探索する方法に興味をもったことがきっかけです。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        苦手な科目や友人関係、見通せない将来のことなど、不安でいっぱいでした。

  • 畑 倫子

    畑 倫子

    環境・デザイン
    心理学研究

    環境やモノが行動と心に与える影響を研究します。

    もっと詳しく

    環境・デザイン
    心理学研究

    畑 倫子

    畑 倫子准教授

    HATA TOMOKO

    • ゼミ紹介

      日常生活の中で感じるちょっとした疑問をきっかけに、身の回りの環境・場所・モノのもつ意味やそれらが人の行動や精神的健康に与える影響について考えます。また、環境心理学などの文献を読み、調査や実験を行い、皆で話し合いながら、社会的課題をどう解決できるかを考えていきます。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        環境心理学という、身の回りの環境がどのように人の行動やこころに影響を与え、また人の行動やこころがどのように環境に影響を与えるかについての研究をしています。

      • 面白さや役に立つことはどんなことですか?

        人に直接働きかけるのではなく、周囲の環境を変えることによって人の健康に影響を与えられることです。心だけでなく、身体の健康にも関係しているところもおもしろいところです。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        中学時代を海外で過ごし、アイデンティティや文化について考える機会がたくさんありました。その経験から心理学に興味を持つようになりました。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        悩みやすく不安定だったと思います。大学で心理学を学び、様々な考え方ができるようになりました。

  • 東 知幸

    東 知幸

    心理検査法と表現療法

    心理検査や表現療法への理解を深めます。

    もっと詳しく

    心理検査法と表現療法

    東 知幸

    東 知幸准教授

    HIGASHI TOMOYUKI

    • ゼミ紹介

      臨床人生心理学の祖である藤原清輔の紹介に始まり、臨床人生心理学を体験的に学んでいきます。具体的には「枕草子」「人生観アセスメント」「人生グラフテスト」「人生コラージュ」「未来九想図」「人生の漢字」ワークなどの技法を用いて人生の棚おろし作業を行い、人生分析をします。

    • 先生への質問

      • 心のどんなことが専門なのですか?

        専門は「臨床心理学」です。悩みや困りごとを持った人たちの心の状態を理解して、カウンセリングなどの方法をもちいて支援しています。

      • 面白さや役に立つことはどんなことですか?

        私自身かつて精神科病院で働いていました。「臨床心理学」の知識・技術を用いて、心の病気を持った人たちの支援をすることができます。

      • 先生が心理学を学ぼうと思ったきっかけは?

        大きなきっかけがあったわけではないですが、言葉をもちいて支援をするというカウンセラーの仕事に魅力を感じたからです。

      • 先生が高校生の頃、自分の心はどんな状態?

        高校生の頃から、臨床心理学を学んでカウンセラーになりたいという希望を持っていました。

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