卒業生だより
初めは失敗ばかり。
そこでやめていたら
今はなかった。

川久保 紀子さん 花扇 川久保紀子フラワースクール
代表

初めは失敗ばかり。
そこでやめていたら
今はなかった。

PROFILE
経営学部 経営学科(現 経営コミュニケーション学科)1996年 卒業

やりたいことが明確だったから、
おそれずにチャレンジできた。

在学中に生花店を開業して、2020年で27年になります。高校時代から将来は絶対に起業すると決めていて、大学入学時から機会があれば挑戦しようと思っていました。そして、1年次の冬。生花店を営む友人のご家族が店をたたむことを知り、「それならば、私に継がせてください」と、思い切って相談。店舗の設備や資材を譲り受け、2年次の春に経営者になりました。

花に関する専門知識があったわけでなく、すべてが手探り状態。それでも、この業界のポテンシャルの高さを強く感じていました。例えば、売れ残った花の廃棄問題。その頃の生花店は店先にあふれんばかりに商品を並べるというスタイルでしたが、花は日持ちがせず、鮮度が落ちればロスになる。そこで役立ったものが、私の場合、大学での学びです。授業で取り組んだ企業研究で、無駄のない在庫管理でロスをなくして利益を生むというフローを学びましたが、これは自分の店でも取り入れられると考えました。

起業が最終目的ではない。だからこそ、もっと学びたかった。

名だたる財閥、国内外の大企業など、授業で取り上げられるケースは私の事業規模よりも大きなものばかり。でも、一つだけ共通点があります。それは、モノやサービス、お金の流れがあること。自分の店も、大企業も、やっていることの本質に変わりはないのです。そのように考えると、日々の授業にはヒントがあふれており、夢中で学びました。受け身でなく、自発的につかみにいく。当時を振り返ると、そこに成長の芽があったように思います。これから大学生になる皆さんにも、そうした気持ちで学生生活を過ごしてもらえたらと思っています。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。