私がお客様をお迎えしている、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾートは、東京ディズニーリゾート®のオフィシャルホテルのひとつ。パークに遊びに来られた方など、毎日1000名様以上が訪れるホテルです。私はお客様をロビーでお出迎えし、お荷物のお世話やお部屋へのご案内をする、「ベル」を担当。東京ディズニーリゾート®内にあるホテルなので、どんなときも笑顔を絶やさず、ホテル内でもパークと同じように過ごしていただけるよう心がけています。どんなご質問にもすぐにお答えできるように、館内のことだけでなくアトラクションのことなど、東京ディズニーリゾート®全体のことも勉強しています。年間パスポートを購入し、仕事が終わった後やお休みの日に、パークに出かけて実際に何がどこの場所にあるのかを確かめたりするのですが、実はもともとパークが大好きなので、楽しみながら覚えているという感じですね。
私は大学時代には心理学を学びました。中学時代、ちょっとつらい出来事があったときに、保健室の先生に相談して支えてもらったことがあったんです。そのときから、私も人の心の支えになれるような存在になれたらと思ったことが、心理学を学ぶきっかけでした。「カウンセリング論」の授業では、人によって価値観や考え方は、違っていて当たり前であることを学びました。それからは、相手の意見が自分の意見と全然違ったとしても、まずは聞こう。他人を受け入れようと思うようになりました。その学びを活かし、ゲストに「ここに来てよかった。明日もがんばろう」と思ってお帰りいただけるよう、接客していこうと思っています。これからは海外からのお客様もますます増えてきますので、ちょっと苦手な英語も勉強しないと。そしていつかは、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドにも行ってみたいと思っています。
※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。