卒業生だより
ニーズが高まる貿易の仕事。
アクシデントも乗り越えて
食の輸入の最前線に立つ。

金巻 杏さん 大東港運株式会社

ニーズが高まる貿易の仕事。
アクシデントも乗り越えて
食の輸入の最前線に立つ。

PROFILE
外国語学部 英語コミュニケーション学科 2018年卒業
文京学院大学在学中はBUNKYO GCIに参加。1年次でタイに留学し、日系企業を訪問したことを機に貿易に興味を持つ。税関に輸出入の許可を得る通関業務の専門性に魅力を感じて現在の勤務先へ。

恵まれた学びの環境を活かし、多くのことに挑戦できた。

将来は英語を使って仕事をしたいと考えていました。1年次の夏にタイに留学して海外の友人ができ、タイ語、トルコ語、スペイン語、中国語も勉強するようになりました。2・3年次には交換留学でアメリカのミネソタ州にあるセントジョンズ大学へ。帰国後はグローバルビジネスのゼミに入り、「全国大学生マーケティングコンテスト」に、英語によるプレゼンテーションで参加。また、学内の「Chat Lounge」に通い、TOEIC®︎のスコアアップに励むなど、大学の環境をフルに活用して学びました。

突発的なことが起きても、最善の策で対応する底力。

通関の仕事は、商社をはじめとする日本国内のお客さまに依頼を受けた海外からの輸入品について、税関に申請・輸入許可をもらい、お客さまが指定する場所にお届けすることが主な流れとなります。輸入品は食品が多いのですが、このコロナ禍で急に海外の港が封鎖されることもあり、状況を確認して対策を講じるといった臨機応変な対応が欠かせません。大学時代も、挑戦には壁がつきものでした。「やるしかない」という度胸と、どのような環境でもきちんと努力すれば結果がついてくることを実感してきたことは、現在の仕事でも最善を尽くす力につながっていることを感じています。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。