保健医療技術学部

臨床検査学科

臨床検査学科とは

検査のプロフェッショナルとして高度化する医療を支え、生命を守る
検査のプロフェッショナルとして高度化する医療を支え、生命を守る

検査のプロフェッショナルとして
高度化する医療を支え、生命を守る

検査技術が進歩し、病気の早期発見が可能になっていますが、信頼できる検査結果があるからこそ、医師や医療スタッフは治療をスタートできます。IT化、国際化が進む今、新しい領域でも活躍できる臨床検査技師を目指しましょう。

経営学部「2023年4月 マーケティング・デザイン学科新設」

5つのポイント

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01
60年以上で4,000名を超える臨床検査技師を輩出。名だたる病院で取り組む「臨地実習」

本学の臨床検査技師養成の実績と経験豊富な教員は、全国的に高い信頼を得ています。それは実習先との強いつながりにも現れています。大学病院など、最新の医療環境を持つ多くの病院が実習を受け入れてくださっています。3 年次後期には、東京圏の病院で「臨地実習」に取り組みます。

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02
医療人としての心を育む人間教育を目指して

検査の技術だけでなく、高いコミュニケーション力のある臨床検査技師の育成を目指しています。1年次は「人間共生論」や「心理学概論」で倫理観や他者を理解する姿勢を身につけます。2年次で実践的な「マナー講座」、3年次には「模擬患者実習」により、実際に患者さんに心が伝わる言動がとれているかを確認します。

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03
「早期体験学習」で1年次から臨床検査の現場を知る

1年次後期、埼玉医科大学総合医療センターで、検査室を見学しながら臨床検査技師の仕事の説明を受けます。現場を知ることにより、2年次から始まる専門科目が実際の検査にどのように結びつくかをイメージできるようになります。

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04
学びやすく、理解しやすい座学と実習を1セットにした授業

1年次は埼玉・ふじみ野キャンパスで学び、2 年次からは東京・本郷キャンパスに移り、臨床検査分野の授業が本格的にスタート。学びの定着度を高めるために、午前と午後で、知識を得る授業と実践する実習を切り離さずに編成するなど、カリキュラムを工夫しています。

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05
先輩や先生と学び、理解がはかどるグループアドバイサー制を導入

1学年を6人程度に分けて1~3年次が同じグループに、4年次は研究室の教員とグループになり、多学年合同のグループ活動を行います。グループによる勉強会や交流会を通じて「国家資格取得」という同じ目標を共有する仲間と共に学ぶことができます。また、大学院生による「学習サポート」制度もあります。

施設紹介

【生理実習室】

【顕微鏡室】

【クリーンR・共有機器室】

4年間の学び

1年次
基礎知識を身につける
2年次
検査学を学び、実習で技術を修得
3年次
医療の現場を学ぶ
4年次
卒業研究を発表する

解剖学、生理学、生化学、物理学、化学、生物学を通して、臨床検査を学ぶために必要な基礎知識をしっかりと身につけます。また、臨床検査の現場を見学し、臨床検査技師についての認識を深めます。

  • 施設見学 半日

病理検査学や血液学、微生物学、免疫学を学ぶとともに、血液検査学や微生物検査学など臨床検査技師が関わる専門分野別の検査学を学び、実習で技術を修得します。東京医科歯科大学での解剖見学実習も行います。

  • 学内実習

実習漬けの毎日です。前期は学内実習。後期は450時間に及ぶ臨地実習で、医療の現場を体験します。臨床検査部や輸血部、病理部、生理検査部など各部署を回り、1・2年次に学んだ知識や技術をより実践的なものにします。

  • 臨地実習(後期) 週4日×14週間

前期は卒業研究に取り組みます。興味のある専門分野を選び、教員からマンツーマンの指導を受け、研究能力を養います。国立大学や都内医科大学で研究を行う学生もいます。後期は国家試験に向けた授業を行い、全員で合格を目指します。

  • 卒業研究 5ヶ月

私の1週間

臨床検査学科 3年

今泉 虎汰朗

臨床検査学科は、1年次はふじみ野キャンパス、2~4年次は本郷キャンパスで学びます。平日は授業がぎっしり!

2年次前期 2021年度カリキュラム

臨床検査学科は、1年次はふじみ野キャンパス、2~4年次は本郷キャンパスで学びます。平日は授業がぎっしり!

私の志望理由

庄子 美咲
臨床検査学科 4年
志望理由
医療系の仕事に興味があって、漠然と看護学科への進学を考えていたところ、高校の先生に臨床検査学科を勧めていただいたことをきっかけに方向転換。私は理系科目が得意で、中でも生物が好きだったことから、自分の興味により近い勉強ができると感じたからでした。高校3年の夏という、直前のタイミングで進路を変更しましたが、好きな領域を存分に学べると思うと、不安よりも楽しみのほうが大きかったです。
入学後頑張っていること
生物の勉強が得意でした。今の興味と将来の仕事をつなげたい。
臨床検査学科では低学年から実習の機会が多くて覚えることがたくさんありますが、大学院生の先輩が身近にいて、勉強でわからないことをすぐに質問できるので、理解がはかどります。3年次秋からは病院での実習が始まりました。医療の現場で実際の患者さんの検査に携わったことで、結果を導き出すだけでなく、その後の治療や患者さんの状態についても思いが及ぶようになりました。実習を経て、医療従事者として人々の健康に関わっていくのだという自覚が強まり、今はより多くの知識や技術を身につけたいと思っています。

資格・就職

  • 目指せる資格
    • 臨床検査技師国家試験受験資格
    • 健康食品管理士認定試験受験資格
  • 就職率
    2023年3月卒業生 100%(学科全体)
  • 国家試験合格率
    2023年3月卒業生 78.8% (全国平均89.5%)
  • 主な就職先
    大学病院/一般・総合病院/クリニック・診療所/医療関連企業・民間総合検査センター など