今の目標は、
海外のお店に立つこと。
PROFILE

星野 滉太さん

Y. & SONS
きものテーラー

外国語学部 国際ビジネスコミュニケーション専攻 2024年卒業

英語とアパレル、
好きな2つを掛け合わせて
見つけた今の仕事。

私は、東京都神田にお店を構える「 Y. & SONS」というブランドに勤めています。メンズ向けのきもの を中心に、洋服から手拭いまで取り揃えています。扱っているきものは、片貝木綿や結城紬、絞りのゆかたから、洋服に使われている生地もあります。
きものを今の時代にあわせたスタイリングでご提案している所が、Y. & SONSの特徴です。神田と京都の2店舗あり、Y. & SONS 神田のお客様の約3~4割は、日本文化に興味を持っている方はもちろん、ファッションとしてきものを取り入れたい方で、英語を使い生地のご説明や採寸をおこなうことも。

海外の方も、着付け方法に加えて、生地の特徴、洗い方、保管方法など、様々な事を聞いてくださるので、ラフなコミュニケーション力から専門的な内容を分かりやすく噛み砕いて伝える力が求められています。休みの日などに、密かに説明のフレーズを練習しており、そのフレーズが伝わったときは、「ヨシっ!」と嬉しくなります。自分が一度接客を担当した海外からのお客様が、再び日本に来た際に、またお店に来てくださったこともあり、仕事を通してコミュニケーションの面白さを体感しています。
Y. & SONSは海外にお店をオープンしようとしているので、もっと英語を上達させて、海外の店頭でお客さまを迎えることが今の目標です。

英語で話すコツは、
小さく喋らず、自信を持って話すこと。

私が英語を好きになったのは、洋楽がきっかけ。聞いたり歌ったりしているうちに、自然と英語を好きになっていました。特に話すことが好きで、高校生になって友達と都内に遊びに行ったときには、海外からの旅行者の身につけているモノを見て、「そのブランド、自分も持っているよ」「その服、かっこいいね」と勇気を持って話しかけて、生の英語に触れるようにしていました。

大学でも英語を学びたいと思って、語学系の学部に絞って大学を探しました。文京学院大学を選んだのは、チャットラウンジなど、生の英語に触れられる機会がたくさんあったから。
大学での4年間を振り返ってみると、授業やゼミなどで英語を使う機会が豊富で、自分の英語に自信を持って話す姿勢が身につきました。多少間違っていても、伝えたいという気持ちを前に出すことができれば、聞き手はそれを汲み取ってくれます。この姿勢は、海外のお客様を接客する際にとても生きています。
一方で、綺麗な発音や文法、ヒアリング力の重要性も日々の業務で感じており、これからも学び続けて成長していきたいです。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。