人を中心にした豊かな社会が、
私たちのプレゼンテーション
からはじまる。
富士通というと、パソコンやスマートフォンといった身近な製品の会社というイメージを持たれている方も多いと思いますが、実は医療、金融、通信事業など多分野に及んでおり、みなさんも知らないうちに私たちのシステムに関わっているはずです。私の役割は、将来のみなさんの生活がより便利に、豊かになるためにICTがどのように役立つのか、その可能性をショールームで体感していただくことです。しかし、技術がどんなに素晴らしいものであってもそれが伝わらなければ意味がありません。そこで私たちは分かりやすいストーリーや利用シーンを考え、映像やナレーションに落とし込んでいきます。ストーリーを考えることはとても大変で、生み出す苦しみもありますが、理解していただけると、お客様から「この技術はこんな使い方もできるのではないか」と、我々では気づかない声をいただけます。それを開発元にフィードバックしてより良い製品・サービスの実現に繋げていく、やりがいのある仕事です。
お客様に「また来たいな」と思っていただくこともショールームの重要な要素です。私の副館長としての役目はショールーム全体としてのホスピタリティ、おもてなしのマインドをスタッフ全員と共有し、チームワークを持って対応することです。スタッフとのコミュニケーションは大切なので、日頃から積極的に声かけをして、どんなことでも相談しやすい雰囲気作りを心掛けています。入社当時は、私も壁にぶつかってばかりでした。所属していた宣伝部で広告やパンフレット制作、イベント運営などに携わり、失敗や苦労もありましたが、あのときの失敗や苦労が今に繋がっていると感じることもあります。自分で経験したこと全てが、自信につながると思います。「なんでこんなにたいへんなことが続くのか!」というときほど、結果として「あ、自分ってこんなこともできるんだ」みたいな新たな自分に出会うことができると思います。チャレンジする姿勢は、学生生活にも社会でも求められるマインドです。何事も自分を小さくまとめないで、可能性にチャレンジしてください。
※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。