グローバル体験記
好きなことは一生懸命やる。 行動に移すことの大切さ、自分を素直にさらけ出すことが重要だと学んだ。

交換留学 韓国 経営学部
経営コミュニケーション学科 3年

好きなことは一生懸命やる。 行動に移すことの大切さ、自分を素直にさらけ出すことが重要だと学んだ。

大学受験に失敗し、何もやる気が起きなかった大学1年生の4月、友達に勧められ初めて見た韓国ドラマ。

韓国ドラマの面白さを感じたのと同時に、言語が違ってもこれほど感動するのかと思い、とても力をもらいました。それから色々なドラマを見たり、音楽を聴き始めました。韓国語に興味を持ち、ドラマを字幕なしで見たいと思ったことから勉強を始めました。その過程で文京学院大学が韓国の大学と協定を結んでいることを知り、韓国語を勉強するならば現地で人と関わりながら学びたい、実際に行った方が習得のスピードが速いと考え留学を決意しました。自分で判断して行動することで、自信をつけたいという目標もありました。

Q&A
ホンネで語る!海外体験
留学って、実際どんな感じなの?

文京学院大学の留学サポート体制について教えてください。

留学して成績優秀者には留学奨学金が給付されます。また、留学担当の部署の方が韓国の学校に関する情報をこまめに取って色々と教えてくれたので大変助かりました。昨年度、留学に参加していた先輩とも関わる機会を作ってくれたことで、留学に行った後のイメージがつきやすかったです。

留学先の環境はどうでしたか?

韓国内では小さい規模の大学でしたが、建物は古いものから新しいものまで様々ありました。図書館と自習室が広く、勉強に適した環境でした。フットサル場やバスケットコートがあり、その近くには大きな階段があって学生がご飯を食べることができる場所があり、居心地が良かったです。
大学から寮までは徒歩5分程度で、夜でも明るく安心安全な場所でした。大学・寮の近くはチェーン店から個人経営のお店まで小さいお店がたくさん並んでおり、500円くらいで美味しく食べることができました。店員さんたちもとても親切で温かいお店ばかりでした。アイスとお菓子が売っている無人販売店もたくさんあり、毎日のように利用しました。
友人に関しては、韓国の方も含め色々な国の友達が出来ました。学生サポートをしてくれた友達、授業で出会った友達、寮の友達などみんな優しく面白くて親切で、つたない韓国語でも受け入れてくれました。そのため、最初は自信がなかったけど気楽に話せるようになりました。また、日本人の友達もできて異国での生活について、言語についてなど色々相談が出来たことで、とても安心して楽しく過ごせました。

留学で楽しかったこと・うれしかったことについて教えてください。

【楽しかったこと】
韓国の街を歩くことです。日本でしか暮らしたことがなかったため、目に見えるものや聞こえるものが新鮮で面白かったです。また、一人で出かけることも多く、公園に行ったり、ショッピングなどリラックスできて楽しかったです。ご飯を食べてカフェに行ったり、カラオケに行ったり、サークルをしたり、時にはお酒を飲んで朝まで話して友達と過ごす時間も。どれもとっても楽しかったです。

【うれしかったこと】
韓国に来て、最初の1週間過ごした新型コロナ感染対策の隔離施設を出る際、管理人さんから韓国語が上手だと言ってもらい「コロナ禍でも韓国にくることが出来たから後悔なく思い切り楽しんでほしい」と温かい言葉をもらいました。また、韓国語のテストでクラス1位になったこと、最初に到着したときは空港スタッフの言葉が全く分からなかったけど、帰りは言葉がわかったことがうれしかったです。

後輩へのメッセージをお願いします!

私自身、小さなきっかけから人生はこんなにも動くのかと本当に驚きました。受験に失敗したことが自分の人生で最も大きな出来事で、その時は本当に落ち込みました。大学に入学して韓国に来たとき、この経験をするためだったと気づき、意外と悪いことではなかったのかもしれないと思いました。でも、そう思えたのは自分が自分のために頑張ったと言い切れるからだと思います。後悔をしないよう、納得のいくまでやりきることが大切です。結局はどんな経験もいつか役に立つはずです。だから受験生のみなさんにも、自分と向き合って後悔しないよう、できることを一生懸命やって欲しいです。そうすれば思い通りにいってもいかなくても、いつの間にか大きく成長し、大きな財産を手にしているはずです。頑張ってください。応援しています。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。