卒業生
だより
臨床検査の技術があれば、
どこでだって活躍できる。

霞流彩さん 臨床検査技師

臨床検査の技術があれば、
どこでだって活躍できる。

PROFILE
保健医療技術学部臨床検査学科 2010年卒業。
文京学院大学大学院 保健医療科学研究科 2012年卒業。
幼い頃から医療に興味があり、高校時代に行った献血センターでのボランティアがきっかけで、臨床検査技師を目指すようになりました。医療メーカー、病院勤務を経験し、資格があるので、自分のライフスタイルに合わせて仕事を選びやすいと実感しています。

医療機器メーカーでの経験を経て、臨床検査技師へ。

新卒で就職したのは外資系の診断薬・機器メーカー。学術部門に配属され、アメリカで開発された診断機器を、営業や他部署と協力して日本の病院に導入するのが私の役割でした。製品を勉強するためのアメリカ研修や、本社の社員と電話やメールでのやりとりなど、英語が必要な職場でした。英語は苦手分野でしたが、臨床検査の知識が前提となっているぶん、自分の知識と関連させながら、どうにか理解し、初めて医療英語と真剣に向き合った期間でした。

臨床検査技師として直接患者さんと接したのは社会人3年目になってから。転職して勤めた地元の病院が初めての医療現場。生理検査、生化学検査、採血など各領域を担当しました。検査に不安は付きもの、コミュニケーションで患者さんの不安を拭うのも臨床検査技師の役割。どんなに忙しいときでも丁寧なコミュニケーションを心がけています。「いつも丁寧に診てくれてありがとう」と初めて言ってもらえたときは、人のために働く医療従事者としての喜びを知りました。今は、そこでの経験をベースに、都立の精神科病院で輸血と凝固を担当しています。企業、総合病院、専門病院を経験し、身を持って臨床検査技師がいろんな分野で必要とされていることを実感しています。

今の目標はアメリカで臨床検査技師をすること。

今、勤めている都立病院でも、2020年に向けて、外国人の受け入れや検査説明をもっと充実させていこうと取り組んでいて、医療の現場にもグローバルな感覚や語学能力が求められていることを感じています。私は、技師としての仕事以外に、外国人患者対応マニュアルを制作していて、外資系企業で英語を使用していた経験を活かせていますし、手書きで保存されていた説明書きをパソコンでまとめたり、配信したりと、資料作りなどのビジネススキルも活かせています。

そして私はまもなく、結婚を機にアメリカに渡り、新天地での生活をスター卜させます。アメリカでも臨床検査技師を続けるために、昨年の秋、アメリカの臨床検査技師資格を取得しました。これから暮らすオハイオ州コロンバスは、日本企業がたくさん進出していて、病院は日本人スタッフを必要としていたり、検査室内では、医療系の単語が中心で様々な国からきたスタッフがいるため、ネイティブではない人も比較的働きやすいと聞いています。臨床検査を学ぶことは、一般企業・専門職・海外で働くなど、様々な道を拓くことができると実感しています。海外で臨床検査技師として、どんなふうに自分が成長していくか楽しみです。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。