卒業生だより
新しいお店が
町の人たちに愛され、
育っていくのを見守る仕事。

石井 千尋さん 株式会社ファミリーマート
開発本部 開発企画・業務部

新しいお店が
町の人たちに愛され、
育っていくのを見守る仕事。

PROFILE
経営学部 2012年卒業
在学中は、マーケティング研究ゼミ・オープンキャンパス実行委員会・部活動と幅広く活動し、幅広い人間関係を築く。小売業をメインに就職活動を進め、いくつかの内定を獲得するものの、「人」が自分に合っていると感じ、ファミリーマートヘの入社を決めた。卒業後もゼミのOB・OG会に参加し、交流を続けている。

2つの店舗での勤務を経験し、今は本社で働いています。

「あなたと、コンビに。」でお馴染みのファミリーマートが、私の勤めている会社です。国内では約12,000店以上、海外でも6,000店近いコンビニエンスストアを擁しています。入社して1年目は2つの店舗での勤務を経験しました。お客さまとふれあえる仕事が楽しくて仕方ありませんでした。ある住宅街の店舗では、お客様に「孫のようだ」と可愛がっていただいたり、私もカゴを持ってお買い物をお手伝いして感謝の言葉をいただいたりしました。2店舗目では店長として勤務し、発注やアルバイトの採用・教育にも携わりました。店長の次は加盟店の経営をサポートする「スーパーバイザー」という職種に進むことが多いのですが、私の場合は2年目から本社の開発本部に異動となり、全国22ヶ所に分かれ、各地域を管轄する部門と、出店計画に沿った開店・契約の進捗管理や、新店が開店した後の日商の実績管理を行う仕事をしています。お客様と直接ふれあう現場ではなく、数字から店舗の課題を見出し、対策を考えていくのが仕事。上司や先輩のように、もっと深く数字の奥にあるものを理解できるようになろうと頑張っています。

大学のゼミで身に付けたスキル。仲間との絆という財産。

高校生の頃から、ぼんやりとマーケティングというものに興味があり、経営学部に入学しました。経営やマーケティングと聞くと難しく感じますが、お店でどのようにしたら商品を手にとってもらえるか等、すごく身近な存在だと勉強して気付きました。とことん勉強してみようと、2年生になるとマーケティング研究の新田ゼミに入りました。ゼミでは、コンビニエンスストアに人が入店してから出ていくまでの流れを考えたり、入口をどうレイアウトすれば入店しやすいか、POPをどこにつけると手にとってもらえるか、等を学び、新商品開発や販売促進を考える楽しさを知りました。ゼミでの発表の準備で、ゼミの仲間とは毎日のように大学の「マルチメディア・ラウンジ」で遅くまで資料作成をしていました。チームでいつも過ごしていたので絆も深まり、社会人となった今でもゼミ仲間とは繋がっています。今後は商品開発や人事の仕事も経験したいと考えています。「コンビニと言えばファミリーマート」と言っていただけるよう様々な面で、この会社を一番にすることが目標です。

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。