在学生
メッセージ
元気のない人を元気にする。
そのための
技術を身につける。

渡辺 宏樹 看護学科 茨城県立 下妻第一高等学校出身

※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。

元気のない人を元気にする。
そのための
技術を身につける。

医療の仕事への興味は、幼稚園に入る前からです。
家族の病気で急遽、母と病院へ。一人で待っている時間、看護師さんがきてくれました。どんなことを話したかは思い出せないけれど、不安な自分を元気づけてくれたことはよく覚えています。どうしてこんなに元気づけてくれるんだろう。その思いは今でもずっと心に残っています。その気持ちを持ち続け、現在文京学院大学の看護学科の2年生です。
1年次のベッドメイキングの演習から看護の厳しさを知りました。患者さんの床ずれ防止のためシワひとつ残してはいけない。出来るまで先に進めない。テストでは1度失敗してしまいましたが2回目でなんとか先に進めました。
2年になり、体温、脈拍、呼吸など患者さんの状態を知るバイタルサインでも苦戦しています。そのうちの一つである血圧測定。これができるようになるまでに、私は1ヵ月近くもかかったんです。血圧測定は、血液が流れる血流音を聴診器で聴く作業。簡単に見えるかもしれませんが、測定する側は技術が必要です。まず、相手の上腕動脈にかかるようにマンシェットを巻き、圧を加えることで血液の流れを止めます。徐々に圧を下げていくと「トクットクッ」と血液が流れ始めるのでそのタイミングが最高血圧、音が聴こえなくなるタイミングが最低血圧です。この音がなかなか聴き取れなかった。えっ、どれが?もう、すぎちゃったの?共聴用聴診器で、先生や友達が指摘してくれてもわからない。1日30回ほど繰り返し、1ヵ月がたった時。あっ、この音じゃないか。と聴き分けられるようになったんです。看護の学びは確実に技術を身につけなければいけないので、苦手なことを一つひとつ克服していきたいです。
看護師になれたら、患者さんに元気が出るように会話もしていきたい。施設に伺った実習で認知症や精神病の患者さんと話をしたときに、趣味の将棋など共通の話題を探してうちとけることができました。
私が関わることで不安を少しでも和らげられたら嬉しいです。私が不安なときにそうしてもらっていたように。